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「凹んだところは裏側からたたき出す!」[2021.06.07]

皆様こんにちは。
鈑金のモドーリー、佐山です。
鈑金修理を行う際、「凹んだところは裏側からたたき出す」というセオリー
があります。
ですがクルマにはそういった「裏側からたたき出す」ことのできない箇所が数多く存在します。

その中でも比較的多くの修理のご相談をいただくのがクルマの下回りです。
今回ご紹介いたしますこの部分、

サイドシルっていいます。

サイドステップって言い方をされることもありますがクルマ業界では
「サイド(横)」の「シル(敷居)」でサイドシルです。

ここも実は「裏側からたたき出す」ことのできない箇所の一つです。
理由は形状が筒状になっているからなんです。

では「どうやって修理するの?」かです。

スタッド溶接機って工具ををつかってます。
「裏から~」は無理なので「溶接して引く」んです。
特殊工具ですよね。
棒状の先が「ピカっ」となったとき溶接されて、それを引いたりハンマーで調整
したりしておおよその形に戻していきます。

ちなみにこの箇所、損傷が激しい場合は「切断交換」となります。
なんか音の響きが怖いですよね。

事故はぶつかるケースも様々ですので直す箇所も様々となります。

変わった修理をいただいた際はまたご紹介させていただきます。

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